排水管清掃実績のご紹介
私達が日々生活しながら目にする風景。
それは、おそらく地上より上側の空間を目にしていることと思われます。そんな私達がほとんど見ることのない地下空間には、ありとあらゆる管路施設が存在します。 例えば、公園やグランドなどの付近では降雨により自然流下した「土砂」の集まり。飲食店などが立ち並ぶ地域では、使用後の食器洗浄等で流れ落ちる「油脂」の固形化。又、建築現場等で誤って流れ出たコンクリート等の「モルタル」の付着。これらは全て、管路施設にとって通水阻害や悪臭等の悪影響を与えます。
定期的な清掃や調査によるメンテナンスにより、管路施設が清潔に健全に機能し私達の日常生活に支障をきたすことなく安全に「水」を最終目的地に運ぶことが出来ます。
そんな管路施設の維持管理の様子を「清掃」「調査」「補修」の順で実際の施工の流れをご紹介します。
清掃
高圧洗浄車、強力吸引車等、特殊な車両機器を主に使用し、管路異常の解決に適した工法で熟練したスタッフが清掃および障害物除去を行います。
【清掃前】
この様に長期間放置すると土砂が堆積し通水を妨げます。
【清掃中】
高圧洗浄車で土砂等堆積物を引き出す様に取り除きます。
【清掃後】
管路は健全な状態に戻りました。
【清掃中】
通常の洗浄作業では解決できない固形付着物等は超高圧洗浄にて粉砕し除去します。
【作業風景】
市街地の作業風景です。
【作業風景】
高速道路上での作業風景です。
調査
自走式TVカメラを始め、各種管路調査に適した専用機器を使用し、管路内部の汚れ具合や破損状況、障害物等の異常を発見し、問題解決の為のメンテナンス方法と補修工法を判断します。
【TVカメラ車】
コンパクトな車両で狭所にも対応可能です。
【TVカメラ調査状況】
専任スタッフが管路内の状況を詳細に調査します。
【TVカメラ自走車】
自ら走行し、管路内を上下左右360度隅々まで調査出来る機能を兼ね備えています。
【マンホール内挿入状況】
地上作業員が地下作業員へ安全に手渡し、管路入口にカメラを配置させます。
【管路調査状況.1】
管路の老朽化により、破損やひび割れている状況を撮影した様子です。
【管路調査状況.2】
家庭などからの接続管の接合不良の状況を撮影した様子です。
補修
調査診断結果を踏まえて、機能回復の為の管路状況に合わせた適切な補修工法「全管補修・部分補修」等を提案し、熟練スタッフが万全の体制で施工します。
【施工前】
管路が全体的に腐食し接続管が突出しています。
【施工中.1】
ライナーホースを管路内に引き込む作業です。
【施工中.2】
接続管口を専用機器で復旧しています。
【施工後.1】
接続管口復旧後です。
【施工後.2】
完全に管路が甦りました。
【地上作業風景】
立地条件に合わせて規制・保安も万全の体制で作業を行っています。